メモ

以下、なんとなく考えたこと・感じたことをなるべく整理した形で文字に起こして視覚化しました。ツッコミどころ満載かと思いますので、出来たら香りだけ感じてもらって、参考程度にお願いします。それっぽく書いてあっても、今はまるっきり意見が変わってるなんてことがよくあります。人は変わるからね、

2022-01-01から1年間の記事一覧

埼玉県駅伝について

コース 出発点・中継所点呼時刻 過去の結果(2015~2019年度) 男子(早大本庄) 女子(早大本庄) コース 【男子】= 42.195km ・1区(6.595km):さいたま新都心駅前~宮原小学校前 ・2区(3.1km):宮原小学校前~上尾駅前 ・3区(12.1km):上尾駅前~鴻巣駅入口…

奥むさし駅伝について

コース 過去の結果 コース ・1区(9.8km):東飯能駅(東飯能駅西口)~東吾野駅(東吾野駅入口) ・2区(5.4km):東吾野駅(東吾野駅入口)~吾野駅(法光寺山門前) ・3区(4.3km):吾野駅(法光寺山門前)~西吾野駅(西吾野駅入口)-折り返し ・4区(4.5km):…

全国高校駅伝埼玉県予選会について

コース 過去の結果 男子 H30 R1 R2 R3 女子 H30 R1 R2 R3 傾向 男子 通過タイム 2・5区通過順位と総合順位の相関 女子 通過タイム 過去の結果(男子①~⑩) 所感(関東駅伝狙い想定) コース 【男子】= 42.195km ・1区(10km):トラック449m-A-B-C-D-E-H-I-J-D-E…

結果(2018~2021年度)

2018年度 4月 県北記録会 県北総体 平成国際大記録会記録会 5月 県総体 6月 日体大記録会 7月 県北国体予選 9月 さいたま市ナイター 県北新人 大東大ナイター 県新人 10月 関東新人 11月 県高校駅伝 越谷カップ 1月 奥むさし駅伝 2月 県駅伝 県北駅伝 ふかや…

駅伝にまつわる諸問題について

1. 駅伝の競技特性 2. 中距離選手が駅伝に出場するケース 1. 駅伝の競技特性 駅伝で勝とうと思うとき、最適な方法は駅伝に出る選手の走力の合計値が最大にすることです。つまり、強豪校的な考え方をすると、1番大事なのは7人もしくは5人のタイムの合計が最も…

女性アスリートについて

日本のスポーツ指導は、男性アスリートを育てる中で構築された方法論に基づいています。それがそのまま女性アスリートの指導に用いられているため、女性特有の生理現象を考慮しているとは言い難いのが実情です。その結果、月経異常や骨粗しょう症等の重大な…

コーチングについて

1. コーチの役割 2. 学生コーチの場合 1. コーチの役割 指導者の役割は、対象を理解してその子の最適解を見つける作業を一緒にしていくことです。すなわち、各々が考える理想に近づけるよう背中を押す指導をすること。学生スポーツという枠組みの中で、そう…

メンタルについて

運動前 大事な試合前や練習前には、多くの場合緊張するものです。一般に、過度な緊張は運動パフォーマンスを低下させると言われます。これは、スポーツ科学の分野において、学習で一度無意識化された各運動要素に対する注意が緊張によって増加し、その運動要…

糖質補給について

運動前 運動前に糖質補給をする場合、そのタイミングが重要になります。運動開始30-45分ほど前に多量な糖質(75gのグルコース)を摂取した場合、運動開始時に血糖値が高くなっているものの、運動開始と同時に急激に血糖値が低下し、場合によっては低血糖症に…

水分補給について

水分は体内で細胞内液や細胞外液(血液、リンパ液)として化学反応を円滑に進めたり、栄養素や酸素を全身へ運搬したり、老廃物を除去したり、体温を調節したりする等、重要な役割を担っています。運動により体温が上昇すると、それに対し身体は熱放散のため…

「脚が攣る」について

そもそも脚が攣る原因(筋肉が痙攣する原因)について科学的な解明に至っていません。昔から脚が攣る原因としては、汗によって脱水状態になったり、塩分とともに電解質が失われたりするからであると強く信じられています。このように「脱水」や「電解質不足…

アイシングについて

運動前 運動前はアイシングをするべきでないと言われています。俊敏性に逆効果であったとする報告や上肢(太もも)の機敏性と正確性を妨げるとの報告があります。また、感覚を麻痺させるため、怪我のリスクを増加させる可能性があることを懸念する見方もあり…

ストレッチングについて

〈前提ーストレッチングの種類ー〉 ">・スタティック(静的)ストレッチング 反動をつけずにゆっくりと関節可動域の限界近くまで筋や腱を引き伸ばし、その状態を一定時間保持します。・ダイナミック(動的)ストレッチング 伸ばそうとしている筋群の反対側に…

練習メニューを考えるときのヒント

1. トレーニングの原理原則 2. 練習メニューの数式化 3. 「量」と「強度」のバランス 4. 多様な練習を組み合わせる理由 5. トレーニング負荷の変動 6. 練習メニューの匙加減 1. トレーニングの原理原則 ・過負荷の原理 体力を向上させるには、単にトレーニン…

期分けの具体例について

"> 以下、期分けの具体例とともに、各周期でのポイントを雑記します。ただ、以下はあくまで例であり、主観に基づくポイントなので、仮に正解不正解があるとするならば、だいぶ不正解寄りなポイントも多々あるはずです。これを丸呑みするのではなく、より質の…

トレーニングを始めるにあたってやっておくべきこと

">〈前提〉 勝つために必要な能力(ゴール)をいくつかの要素に分類し、具体的数値として可視化して、現状でそれらの要素がどの程度レベルにあるか(スタート)を定量化せずにトレーニングを始めることは、正気の沙汰ではありません。スポーツとは、選択肢を…

調整期間について

調整~レース本番 1. レースに出る 2. 特異性の高い練習 3. 刺激走 4. 調整期間の心構え 調整~レース本番 1. レースに出る 先述の通り、ピーキングにあたっては一般に、練習量を落としていくことになります。しかしながら、試合期に出場するするすべてのレ…

ピーキングの基本について

テーパリングとは テーパリングのメカニズム 1. 超回復理論 2. フィットネス-疲労理論 3. 超回復理論とフィットネス-疲労理論 想定される例外的なシナリオとその修正案 ① テーパリング開始前にあまりトレーニングが積めていない ・テーパリング期間を短縮す…

レペティションについて

レペティション(理論編) 1. ダニエルズによる分類【レペティショントレーニング(Rトレーニング)】 2. レペティションの目的 3. インターバルとレペティションの違い レペティション(実践編) 1. 短めのレペティションの組み合わせ 〈実践例〉 2.長めの…

インターバルについて

インターバル(理論編) 1. ダニエルズによる分類【インターバルトレーニング(Iトレーニング)】 2. インターバルの目的 3. 状況によって異なる目的設定の例 4. 1000m*5 インターバル(実践編) 1. CVトレーニング 〈実践例〉 2. 短めのインターバルの組み…

ペース走について

ペース走(理論編) 1.ダニエルズによる分類【閾値ランニング(Tランニング)】 2.ペース走の目的 ペース走(実践編) 1.テンポ走 〈実践例〉 2.クルーズインターバル 〈実践例〉 3.変化走 〈実践例〉 4.ファルトレク 〈実践例〉 ペース走(理論編) 1.ダニ…

Jogについて

Jog(理論編) 1. ダニエルズによる分類【イージーランニング(Eランニング)】 2. Jogの負荷の計り方 3. Jogの効果 4. Jogの位置づけ 5. 走力を最大化させる走行距離の最適値 6. 走った距離は裏切らないのか 7. 朝Jog Jog(実践編) 1. LSD(Long Slow Dist…

具体的なトレーニングについて考える際に前提として知っておいて欲しいこと

以下、長距離の練習のうちオーソドックスなものをざっくりと分類し、おおよその概要を記していきます。それぞれの練習で鍛えられる能力につき、その練習をやる主な目的となるようなものも極めてシンプルに記しますが、実際にはその練習でしか鍛えられないと…

乳酸性作業閾値(LT)について

1. 乳酸とは 2. 疲労とは 3. 乳酸性作業閾値(LT)とは 1. 乳酸とは 有酸素運動では主に糖(グリコーゲン)と脂肪がエネルギー源として用いられます。脂肪は糖に比べて少ない量で大きなエネルギーを生み出せること、糖の貯蔵できる量は脂肪に比べてかなり少な…

持久力について

1. 持久力とは 2. ミトコンドリア刺激走 1. 持久力とは そもそも持久力とはミトコンドリアの量であると言えます。筋肉を動かす唯一のエネルギーはATP(アデノシン三リン酸)であり、ATPを合成するには酸素が必要です。ミトコンドリアが増加することで、筋肉…

最大酸素摂取量(VO2max)について

1. 最大酸素摂取量(VO2max)とは 2. VO2maxが持久力の指標として重要視されるまでの経緯 3. 心臓のはなし 4. 血管のはなし 5. 血液のはなし 6. VO2maxの改善 7. VO2maxは持久的パフォーマンス向上にどの程度貢献しているのか ① 最大酸素摂取量以外の要因で…

前提として押さえておいて欲しいこと

1. 目的 ① ある程度の方向性を提示する上で考える材料として ② 記録として一つ、形に残しておきたいと考えたから ③ (自分が、)インプットしたものをアウトプットするため 2. 陸上競技に関する知識の必要性 ① 行動選択で大きなミスをしないため ② スポーツ…